体感ダイエット!基礎のインナーマッスルを鍛える方法
痩せやすい身体というのは魅力的ではありませんか?
筋トレをすることで筋肉の量が増えて、身体の代謝が上がることによって、痩せやすく太りにくい身体が出来上がると言われています。
ただ、腹筋や腕立て伏せなどの筋トレをしていても、なかなか体重が減らないという方もいるでしょう。
筋トレをしているのに痩せにくい理由は3つあります。
筋トレで痩せにくい理由1点目
腹筋や腕立て伏せなどの自重トレーニングでは、最初、筋トレになれていない身体にとってはキツいエクササイズだったのだが、段々、筋肉量も付き、身体が慣れてきた。
自重トレーニングのデメリットとして、自分の体重以上の負荷をかけられないというのと、トレーニングに身体が慣れてしまうということがあります。
これは、同じ筋トレを行っている時に起こりやすいのですが、自重トレーニングのトレーニングの種類は数多くありますので、動きを変えて身体を慣れさせないようにしていくのがポイントです。
筋トレで痩せにくい理由2点目
そもそも、回数が足りていない場合があります。
筋トレ初心者が腕立て伏せ10回がギリギリ出来たけど、それが回数を重ねる毎に10回がラクになってきます。
身体もその動きになれてきますし。
そうすると、現在の身体では10回の腹筋では成長が進みません。体重の減少に繋がってきません。
回数ではなく、今の現状に対しての限界までをリミットにしてトレーニングを重ねると身体の進化が再開するかと思われます。
筋トレで痩せにくい理由3点目
最後の3点目の理由は頻度です。
週に1回だけと毎日では身体に働きかける運動量が圧倒的に変わってきます。
筋トレに対しての耐性もつき、腹筋も腕立て伏せも楽にこなせるようになったが、週に1回という頻度では、体重の減少を望むのは難しいです。
体重の減少の底がすぐにやってきます。
体幹トレーニングで痩せやすい身体作り
今回は、筋トレでは違ったトレーニング法で体幹を鍛えて痩せやすい身体を作る方法です。
体幹トレーニングの体幹とは
「体幹」とは、言葉の通り体の幹ですが、英語では、CORE(コア)と呼ばれています。コアトレーニングですね。COREは、核や芯を意味しますが、体の芯は胴体を指します。ただ、明確な定義がないので、人によっては範囲が異なることもあります。
体幹は、身体の中心を支える重要な役割を担っており、立つ、座る、歩くなどの日常的な動作は、この体幹があるからこその動作なのです。
他にも呼吸をしたり、踏ん張ったり、荷物をもったり、姿勢を維持することも体幹の筋肉が影響します。
その体幹を効率よく鍛え上げるトレーニング方法がインナーマッスルを鍛える事です。
インナーマッスルとは?
腹筋や背筋を鍛えるということとどう違うのか?
インナーマッスルは、特定の筋肉の名称ではなく、深層筋と呼ばれる筋肉の総称です。
対義語はアウターマッスルです。表層筋とよばれており、こちらの筋肉を鍛えるのが一般的な筋トレになります。
身体の内側にあるため、普通の筋トレでは鍛えにくい筋肉ですが、身体の動作にはとても重要な筋肉群です。
意識でも、顕在意識と潜在意識というのがありますが、大部分の潜在意識を変えることで、多くのことが自動化していくようなイメージで、インナーマッスルもこちらを鍛える事で、日常の普段の生活で多くの代謝アップを得ることが出来たり、ダイエットがしやすい身体に変化すると言われています。
痩せやすい身体へ
筋トレをしても痩せられない、体重に変化がないという人で、3つの原因にも当てはまらない場合、体幹を鍛えることで、痩せにくい状況から脱出できる可能性が高くなります。
そして、このインナーマッスルを鍛えて、体幹を鍛える事で、バランス良く腹筋や背筋などの筋肉が働くと言われています。
全体的な身体の筋肉量の増加にダイレクトに繋がるため、代謝量が必然的にあがりますので、ダイエットに効果的と言われる大きな理由の1つです。
インナーマッスルは鍛えにくい?
奥深くにあるので、鍛えにくいのではないか?普段の筋トレよりも過酷なトレーニングが必要なのではないか?と思っている人も多いのですが、実は逆で、比較的簡単に鍛えやすいので、普段の筋トレと平行してトレーニングを行うのがオススメです。
体幹を鍛えるメリット5つ
出っぱったお腹が凹みやすい
これはよく言われるメタボ腹です。
メタボ腹は内臓脂肪が原因ですので、アウターマッスルの腹筋周りのトレーニングではなく、このインナーマッスルを鍛える、深層に対して行う体幹トレーニングの方が効率よくお腹周りのお肉を落とすのに効果的です。
姿勢が良くなる
姿勢は、勢いの姿と言われますが、姿勢が良いとは勢いがあるということで、姿勢が悪いとは、勢いがない、元気がないと見られます。
姿勢1つで、周りからの信頼さえも変わるのでしたら、たかだか姿勢1つですが、姿勢のキレイな人はそれだけで、インナーマッスルも調っており、キレイな出で立ちを相手に見せることが出来ます。
姿勢のキレイな人の方が信頼もされ、好感ももたれやすくなりますね。
体幹が鍛えられているからこそなしえることです。
体幹が鍛えられていなければ、意識をして姿勢を正さなければならず、自分に相当なストレスを与えてしまいますから、キレイな姿勢を自然と保てるメリットがあります。
美ボディなラインを作り出せる
美ボディといえば、女性を指すように思うかも知れませんが、男性のキレイなボディラインも意味しており、男性らしい身体、女性らしい身体も、外側のアウターマッスルだけではなく、内側の筋肉のインナーマッスルの両方を鍛え上げることで、姿勢も良くなり、ボディラインも美しくなります。
身体が疲れにくくなる
久々の筋トレや有酸素運動に挑戦した人もいるかと思いますが、普段の生活の中で運動の必要性を感じている人が、フィットネスクラブなどで思い描いていた通りの運動をすると、その反動で、筋肉痛や身体の疲れが必ずでます。
疲れにくい身体を得るには、もっと運動をして身体を慣れさせるようにしなければと思うかも知れませんが、社会人にそんな時間的な余裕がある人は稀です。
疲れにくい身体を作る最短の方法が、この体幹を鍛えるトレーニングと言われています。
体幹が弱っていることで、普段の持久力も少なく、上半身の筋肉が支えるべき動きが、膝や肩や首などの関節が負担することで、コリの原因となったり、過度な負担がかかってしまいます。
それぞれの身体の部位が担っている役割をその都度に果たせる筋肉をもつことで疲れにくい身体へと進化していきます。
肩こり、腰痛の改善
パソコン作業で、常に肩がこっている人も多いようですし、腰痛も座り作業が多いことで、万年、肩こりと腰痛があることが普通という身体の状態であるひとも少なくないようです。
大きなケガの後遺症などではなく、普段の生活の中でなってしまう肩こりや腰痛は運動で改善することが可能です。ただ、時間がないよ~。面倒くさいよ~。底まで運動は必要としてないよ~。という人もいますよね。
でも、肩こり腰痛は改善したいという場合、体幹トレーニングだけで改善するかもしれません。
なぜなら、身体の歪みが原因で発症していることが多いためです。
身体が歪むのは、インナーマッスルが足りない証拠。
正しい姿勢を意識せずに保つことが出来れば、腰痛も肩こりにもなりにくい身体になります。
大きな病気や入院が必要な病気が不健康と捉えてしまうと、肩こり、腰痛レベルでは自分は健康と思いがちですが、運動をしない状態を続けていくとかならず、不健康ゾーンへ突入していきます。
そこから、健康ゾーンへの回帰はすぐに出来るものではありません。
効率の良い身体の軸の鍛え方を知っておいて、普段の日常の中で、スキマ時間にも行うことが出来ますので、うまく利用してみてくださいね!
体幹を鍛える、インナーマッスルのワークアウト3選
プランク
腹筋と背筋と体幹を鍛える事が出来ます。
プランク足あげ
腹筋と臀部とその周辺の体幹を鍛えます。
ヒップリフト
腹部と下腹部と太もも、その周辺の体幹を鍛えます。
まとめ
身体の軸を鍛える体幹トレーニングは、筋肉をバッキバキに鍛え上げることや直接的なダイエット効果はアウターマッスルに比べて低くなりますが、基礎となる筋力や体幹のパフォーマンスの向上があるので、普段の筋トレにプラスすることで、姿勢やボディラインを調えて、基礎代謝アップなどのメリットがたくさんありますので、平行して行うとより目標を近づけるのに効果的となります。