有酸素運動よりも高負荷なトレーニングの方が時間的効率は高い!

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身体を動かすダイエットと言えば有酸素運動でジョギングしたり走ったり水泳したり歩いたりと長く時間をかけるほど、身体に溜まった脂肪が燃焼していく仕組みの運動です。

それと、有酸素運動とならんで人気なのは筋トレですね。自重トレーニングやダンベルなどでは、自宅でも充分に筋力アップのトレーニングが可能です。
身体にかける負荷を高くする、重くすることで、慣れれば短時間でのトレーニング効果を調整することが可能です。

では、有酸素運動は、時間をかけることで脂肪燃焼が促されるので、時間がかかってしまうというイメージがありますよね。ただでさえ、時間があれば他のことに使いたいことはたくさんあるものですから、まだトレーニングが趣味と言った事になっていない人には、苦痛の時間となってしまうかもしれません。

そうであるならば、結果や効果が同じならば、多少、しんどい動きがあってもダラダラとするよりは短時間でギュッとパッとがいいのではありませんか?

高強度トレーニング

高強度トレーニングは、一般的な有酸素運動と比べると6倍~10倍以上効果が高いというデータが得られています。

このトレーニングの特長はもちろんキツイというところです。メリットは短時間で完了するという点です。

HIIT(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)

HIITとは、高強度インターバルトレーニングと言われるトレーニング方法で、短時間で超高強度の運動かつ短時間の休憩(もしくは軽い運動を継続)を20分間程度の感覚で繰り返す運動です。

これは、陸上競技の練習などでよくされる運動で、私にも経験があります。
私が経験したメニューは、400mを本気ダッシュ→200mジョグ→400m本気ダッシュ→200mジョグの繰り返しメニューでした。何度かを繰り返してからの休憩も1分程度と追い込みまくるメニューでした。

この練習メニューはもちろん嫌いでした。
ストップウォッチだけを見ながら突っ立ってる監督をどれだけ憎んだことか!心臓が破裂しそうな超ハードトレーニングでした。

運動不足初心者には不向き

最高心拍数の90%以上の運動強度が必要ですので、いきなりの運動初心者や運動不足の人にはハードすぎますので不向きなトレーニング方法です。

運動を継続して行うことを前提としているならばやらない方が健康体です。
やれる範囲の中で挑戦してみるのはOKですが、回数がもちません。

脂肪の分解速度が成長ホルモンの分泌により進む

このHIITの高強度インターバルトレーニングが短時間で脂肪燃焼に効率的なのは、成長ホルモンの分泌があるのも大きな理由のひとつです。

HIIT メニュー動画

短時間にハードなメニューと短時間な休憩を繰り返します。

 リズミカルな動きも多いので、楽しくてハイになっていく自分との向き合いもいい感じです♪

20分1本勝負!

充分なストレッチを行ってから挑みましょう!
楽しいトレーニングのスタートですね!顔がツラそうだ!

 

楽しそうに明るい女性が高強度インターバルトレーニングをやっています。
かわいらしい声とは裏腹になかなかのハードトレーニングです。

まとめ

短時間で効果の出やすいHIITですが、非常に過酷です。
過酷なトレーニングが大好きなM気質な方にオススメですが、大前提として、高負荷な運動に耐えうる身体が出来上がっていることと、運動習慣がついていることが必要です。

運動初心者が短時間で結果を得られるならと取り組むと、充分なストレッチなどがなければケガの予防が出来ませんし、中途半端なメニューしかこなせないので、本来得られる結果を得られません。

そして、しんどいから続かないというのでは意味がありません。
続けられるのは運動はどちらになるかで決めるのが最善の選択だと思います。
有酸素運動でじっくりと身体を動かして脂肪を燃やしていくやり方と、
時間がないから、運動をしないというのであれば、短時間で高強度のエクササイズでサクッと終わらせて自分の時間を確保するのもよしだと思います。