運動しないデメリットと運動の習慣化で得られる最大メリット
運動をしたい気持ちはあるのに出来ない悩みはありませんか?
「運動しないといけないのに続けられない」
「どんな運動がいいのか分からない」
「継続出来るコツってあるのかな?」
など、身体を動かすことがダイエットや健康に必要なのは理解していても、習慣化出来ずに悩んでいる人は多いはず。
運動が習慣化出来ない原因と、どうすれば続けられるのか?
これまで運動に対して習慣という意識がない
そもそも、運動習慣とは何なんでしょうか?
厚生労働省が定義する運動習慣は、「1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上続けている」ということですが、国民の大多数が運動不足という現実です。
運動習慣はなければならないものなのか?
そもそも、運動とは?
身体を動かす事を運動と言いますが、
寝たまま動かないという人は、病気でない限りほとんどいません。
会社にだって行くし、買い物にだって行くし、ペットの散歩だってします。
それでも、現代人のほとんどは運動が足りていないのです。
運動しなければどうなるって言うんだ?
ずばり、七大生活習慣病にかかりやすくなります。
これが、運動をすることで生活習慣病を予防しやすくなります。。
生活習慣病という単語は良く聞きますが、具体的にどういったものかご存じでしょうか?
生活習慣病は、七大生活習慣病といい、
これも厚生労働省による調査結果が出ていますが、病気で入院する患者の3人に1人が七大生活習慣病です。
それぞれの病名が以下になります。
- がん(悪性新生物・上皮内新生物)
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 糖尿病
- 高血圧性疾患
- 肝硬変
- 慢性腎不全
そして、その内の上3つが特に割合を占めており、三大疾病と言われています。
三大疾病のマイナス点は、治療代が高額であることと、入院が長期化するということです。
そして、何よりも日本人の死亡理由のトップ3です。ちーん
どの生活習慣が病気に繋がるのか?
主に、食事、運動、喫煙、飲酒、睡眠、不規則な生活 です。
どれも、自制がきくものだと思いませんか?
運動で病気が予防出来るのか?
生活全般が悪循環の中で、運動だけが良くてももちろんダメです。
自動車に例えると、エンジンはオイル交換がずいぶんとされていなくて、タイヤもヒビが入ってツルツル、マフラーも穴が空いてて音もうるさい。
でも、足回りはクァンタムで粘りもあるし、しっかりしているという感じの自動車ではダメだと思いませんか?
ですので、生活全体を通して、運動を習慣化することで、他の生活習慣病の原因となる習慣がなくなることはあると思います。
運動が生み出す好循環
身体を動かす事のメリットは、摂取するものよりも消費するエネルギーを増やすことで、脂肪がつきにくく、血液の流れがよくなります。
そうすると、身体は疲れにくく、風邪などの病気にも強くなります。
内面の強化にも繋がる
運動は、気持ちもスッキリとしますので、ストレスを発散するので、ストレスに関係する病気の予防も助ける結果となります。
運動がもたらす効果
食事、運動、喫煙、飲酒、睡眠、不規則な生活が生活習慣病に繋がるとお伝えしましたが、
運動をすることで、食事は、食べても太りにくい身体となりますし、
喫煙は運動時に疲れやすくなるのでやめやすくなりますし、
飲酒も同様に、飲酒して運動をするというのは出来ませんので、運動をすると決めている場合には、飲酒する日は少なくなるでしょうし、
運動後は質の良い睡眠を得られますので、睡眠にも効果があり、
睡眠しやすい身体になると不規則な生活も脱しやすくなると思います。
健康がお金よりも大事なことを知っているはず
お金がたくさんあっても健康でなければ幸せとは言えないとよく聞きませんか?
私もそう思います。
これもバランスなので極端な例過ぎるとは思いますが、元気があればなんでも出来る!ということですね。
その運動を習慣化する方法5つのステップ
1.なぜ運動をするのかを自分なりの答えを持っておく
目的を持つことがなぜ運動するのかの答えを持っている事と同じ意味です。
人によって、その目的は異なりますので、自分にとっての目的をもつと運動は継続しやすいです。
ダイエットで○○kgの体重にする目標を持つよりも、
なぜ、○○kgの体重にするのかの目的を持つことが達成出来る大きなポイントです。
2.いつやるの?
今週は忙しいから来週なら行けるかな?
今はお金ないけど、来月はあるだろう。
と、その時になって決めようと思っている場面は良くあると思いますが、いつかはやってきません。
予定を決めると、始まります。
今日仕事終わりに飲みに行かない?と誘われても、今日から運動をスタートする日だから無理だ!というレベルで予定化すると習慣化へのスタートがきりやすいです。
私は仕事終わりよりも、早朝が誰の影響も受けないのでオススメです。
3.何をするのかを決めておく
早朝の運動が習慣化しやすいという記事にも書きましたが、
上記のいつやるの?と同じで、決定する事柄をその時の自分に決めさせず、すでに決めておいてあげます。
起きてからコーヒーを飲んでもいいし、洗顔してもいいし、着替えてもいいし、と続くと、テレビを見てもいいし、スマホを見てもいいし、もう1度ベッドに戻ってもいいしと、その時の弱い意志が楽な事柄を選択してしまうので、
すでに、何をするのかを決めておくことが、習慣化への簡単な道です。
4.記録でモチベーションを上げる
見える化させます。
運動がで来た日を記録して目につく場所に置いておくとモチベーションを維持しやすくなります。
習慣化までの中で、メニューを確実にこなさなければ、○(まる)を付けない!などの高い目標を自分に科してしまうと、習慣化にかげりが出ます。
習慣化までに至ると、とても楽に行動することが出来ますので、それまでは高すぎる目標や頑張らないといけないということはやめておきます。
5.報酬を用意する
これもよくあるパターンですが、良くあるパターンだからこそ効果のある証拠です。記録を付ける中で、少し先に報酬日を用意しておくと、自分のモチベーションアップにもやっぱり繋がっていきますので、報酬で運動する理由と環境を作りましょう!
まとめ
運動はしたほうがいいよ。というレベルから、しなければいけないよ。という理由に引き上げた記事でしたがいかがでしょうか?
分かってはいるつもりだけれども、いざ、病気になってしまってからでは、今の健康を取り戻すことさえ出来ない身体になってしまうこともあります。
事故車は板金して見た目がキレイになっても事故車で流通されます。
病気で入院して手術した身体では、そこから運動をしても今の病気になっていない身体ほどのパフォーマンスアップは望めないこともあります。
小さな行動から始めて、自分のやりたいことや、誰かと一緒にやりたいことを元気にやり続けられる日々を長く過ごしたいですね。
それが目的という人も多いと思います。
習慣化への道の1歩を踏み出してみるときかもしれませんよ!