知らないと損する!砂糖が太る理由と予防法
エルヴィス・プレスリーの死因は、ドーナツの食べ過ぎとよく言われることですが、実は、ドーナツではなく、ピーナッツバターサンドらしいですね。
ピーナッツバターサンドとは、食パンをじっくりと油で揚げて、それに砂糖とピーナッツバターをたっぷりと塗ったデザートで、一般的な食べ物だそうです。
甘いものを食べてというよりも、そもそもカロリーがすごく高いですよね。これが一般的な食べ物だというのですから、太っているアメリカ人が多いのもうなずけますね。
さて、甘いものは太るとよく聞きますが、砂糖が太るメカニズムはご存じでしょうか?
あのさらさらの粉状の砂糖が脂肪に変換されるのか?
実は、甘いものが太るには理由とメカニズムがあり、これを理解しているのとしていないのでは、知らずに肥満の落とし穴に落ちてしまいますよ!
砂糖の怖さ
- 糖化
- 麻薬レベルの依存性
- 悪玉菌の増加
- 肥満
身体の糖化
身体の酸化はよく見たり聞いたりすることも多いかとは思います。
アンチエイジングや健康商品などで、さびない身体作りや抗酸化作用という言葉を見かけるのではないでしょうか。
糖化とは、身体の老化を促進する原因として注目されています。糖化は、身体の焦げと呼ばれており、食事から摂取した呼ぶんな糖質が体内のタンパク質などと結合して、細胞を劣化させる現象です。
焦げといわれる原因は、糖が含まれている食べ物は焦げるからですね。
こんがり焼けた食パン、砂糖が入っているからこんがりと茶色くなります。これは糖が含まれているからです。逆に砂糖を少なくして同じ時間トースターで焼くと、焼き目が少なくて、焼けているのかが分かりにくくなるほど、目に見えて糖の存在を確認することが出来ます。
人間の身体で置き換えてみると、それはお肌のシミやくすみやたるみ、法令線やかさつきになり表れてきます。
普段の生活の中で糖化現象は進みます。なぜなら、料理のさしすせその最初の「さ」は、酒ではなく、「砂糖」です。
料理に最初に入れる調味料の代表格にさえなっているのですから、食事をするだけで糖化していくようになっており、砂糖を取り除いた生活をするのは困難な現代になっています。
「糖」は「甘い」を連想しますが、ご飯やパスタやパンやうどんやお好み焼きなどにも入っていて、その後にデザートを摂ると糖化のスピードがアップします。
砂糖は麻薬レベルの依存性
甘くない恐ろしさを秘めた砂糖は、都合良く依存性も兼ね備えています。
甘いものが食べたくなるときありませんか?
それ、依存症です。と、聞くと、イヤな感じがしたり、病人扱いされている気になるかもしれませんが、砂糖を調べれば調べるほど、それは良いことが書かれていません。
こういった風潮からか、砂糖の消費量が減り売上が落ちてしまったのか、こんなCMを見たことありますか?
砂糖が足りていません。という、あたかもあなたの健康を気遣っているかのように見せた自分本位なCMです。
興味があればこちらも砂糖断ちをする家族のドキュメンタリー映画です。
マクドナルドのスーパーサイズを食べまくる、「スーパーサイズミー」のような映画です。砂糖がどれだけ身体に悪影響なのかの映画が2作品あります。
どちらもyoutubeでの予告編で、「あまくない砂糖の話」と「シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ」という映画です。
甘いものを摂取すると血糖値が上昇し、気持ちがハイになり、身体も元気になります。
そして、一時的に元気になった身体は、急激にその元気を奪われながら下がっていきます。
これは、なんだかいけないお薬のような説明に近いと思いませんか?
甘いもので元気を出せると依存してしまうんですね。
この方も、シュガーフリーに取り組んでられます。
砂糖も百害あって一利なしと言うものかもしれません。意識的に摂らずに行きたいものですね。
肥満
食事から摂る糖分が脂肪へと変わるのですが、あの砂糖と油の脂肪とが結びつかないですよね。理解していないから、糖分を摂ってしまうと言う良くないスパイラルにハマってしまう前に。
糖質を摂取すると、血液中にブドウ糖が出て血糖値が上昇します。
血糖値が上昇すると、インスリンが出てグリコーゲンと中性脂肪に分けます。エネルギーとして使用するためです。
この分解された2つの成分は、エネルギーが足りないときに使いたいから体内にため込まれます。
貯め込まれることが悪いわけではなく、飢えないから、貯め込まれたエネルギーが消費されない。
消費されないから脂肪へとなっていくというメカニズムです。
砂糖を摂らない生活をするのは、外食ではほぼ不可能なことですが、砂糖を積極的に摂るメリットはありません。
ちょっと甘いもの食べたいなというドーナツには砂糖が振りかけられなくても中身は糖分でいっぱいです。
しかも、油で揚げられているドーナツならば、脂肪へ一直線。