就寝前ストレッチで疲れを持ち越さない身体作りの方法
ストレッチは、硬い身体を柔軟にしたり、運動前のケガの予防に最適な運動ですが、就寝前にストレッチをすることで身体に良い効果がいっぱいあるのは知っていますか?
就寝前のたった10分だけなので毎日出来る手軽な就寝前ストレッチで、体型キープと嬉しいダイエット効果も!
就寝前ストレッチの効果とは?
自律神経の乱れを整える
そもそも自律神経が乱れる1番の原因はストレスです。
適度なストレスは、集中力を得たり、やる気が必要な時に役立つこともありますが、
強すぎるストレスを受けると、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなります。
ここで自律神経の乱れが発生します。
交感神経の働きが優位になりすぎることで、リラックスモードの副交感神経の働きが衰えている人が多くおり、現代人の特徴と言われています。
副交感神経の役割は、身体の修復です。
昼間の過密で多忙な時間を活発に動き回るには、しっかりとした休息も大事です。
風邪を引いたときに、飲む風邪薬は眠くなる成分が入っていますね。
ぐっすりと眠ることで治りが早くなるのは、副交感神経の働きによるものです。
肩こりや腰痛を解消する
日々の疲労や運動不足などによって筋肉が硬直すると、血管が圧迫されます。そうすると、充分な酸素や栄養が血液によって身体に巡りません。
すると、血管を拡張する物質が体内で分泌されるのですが、この副作用で痛みを感じます。
この悪循環をストレッチを身体に施すことで、固まった筋肉をやわらげると、圧迫されている血管の圧が下がりますので、コリや身体の痛みが緩むことに繋がります。
睡眠の質を上げる
就寝前のストレッチを行うと、身体表面の血流が上がります。すると内臓などの身体内部の体温が身体の表面の体温によって放熱され、体温が低下します。
そうすると、身体は休む方向に向かうため、寝つきが良くなる結果へと導かれます。
シェイプアップの効果がある
寝る前のストレッチに限らず、固まった筋肉を柔軟にしたり、むくみを解消したり、関節の可動域を広げる事が出来ますので、シェイプアップにも効果的です。
効果をあげる就寝前ストレッチの効果のコツ
時間をかける
時間をかけるとは、ひとつの動作に対して時間をかけてあげるという意味です。
同じポーズをするストレッチは30秒を目安にキープします。
ゆっくりとした動きが副交感神経が優位になることを促進します。
就寝前の15分~30分前から始める
行う時間は、直前よりは、15分~30分前に行いましょう。副交感神経が優位になり、質の良い睡眠が得られやすくなります。
とは言え、ベッドの上で行っているとそのまま睡眠に入ってしまうこともありますので、行う場所は布団やベッドの上で行うのが最適です。
呼吸を意識する
呼吸が大事な動きになります。鼻から吸って、口から吐くという呼吸を意識しながらゆっくりと行います。
息を吸うと交感神経が刺激されるのですが、逆に、息を吐くと副交感神経が刺激されて心臓の鼓動がゆっくりととなります。
なので、就寝前ストレッチの場合には、息を吐くときには長めにすることがポイントです。
就寝前のオススメのストレッチ動画
寝る前やリラックスしたいときに最適なヨガ動画です。
この動画のコメントには、「パニック障害持ちですがこの動画のエクササイズをして気持ちよく寝てしまった」
という書き込みや
「自律神経の乱れが原因でフワフワめまいで困っていました」
というコメントが寄せられています。
この動画は良質の睡眠を得やすいヨガエクササイズでおやすみヨガの動画です。
こちらの動画にもコメントが寄せられており、
「入眠困難で眠剤を常用していますがこれをしたら薬なしで寝入ってしまいました」
とか、
「体の不調、不眠、腰痛、肥満、便秘などなど、少しづつ改善されていく」
など、身体の不調から好転している様子がわかります。
まとめ
どうしても避けられない日々のストレスや不規則な生活から自律神経が乱れがちですが、身体を回復させてあげる、修復させてあげる、質の良い睡眠を身体に与えてあげる事は、自分で操作できることです。
毎日リセットをさせて、疲れにくい身体から元気で活動的な毎日を就寝前のストレッチが役立つはずです。